ボートフィッシングを手軽に始めるために必要な、エレキと呼ばれるエレクトリック・トローリング・モーター。
エレキがあれば、今までアプローチ出来なかったエリアに用意に入ることが出来ます。
しかし、エレキにも様々な種類があったり、変速機の種類や必要なポンド数など、聞き慣れない単語もあり、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか?
実は単語の意味をちょっとだけ理解することで、エレキの知識が簡単に身につけるこができます。
そして、知識が身につくことで、自分に必要なエレキを選べるようになります。
なぜなら、今から紹介する5つのポイントさえ押さえ理解していればいいからです
アルミボート歴8年の私が今までの経験や知識を元に解説していきます。
この記事では
- エレキモーター
- 変速機に
- ポンド数
- シャフトの長さ
- プロペラ枚数
などの聞き慣れない単語の意味や、フィールドに必要なエレキの性能について説明していきます。
この記事を読むと、エレキ選びに失敗せず、快適・安全にボートフィッシングをする事が可能になります。
結論は、これから紹介する5つのポイントを理解するだけで、エレキ購入に失敗せず、あなたに必要なエレキモーターの性能がわかります。
私のハンドコンはエンデューラC2(40lb)です。速度は早い方ではないですがコスパはいいです。興味があれば見てください。
〈釣りで稼ぐ〉
釣具を買うだけでは損しています。
ぼくは釣具のブログを書いただけ、36,000円稼ぎました。
ブログで稼いだお金で、また釣具を買う。
夢の“不労所得”の完成ですね。
- ブログは30分で作れる。
- 初期費用0円。
- スキマ時間にサクッと執筆。
ほぼノーリスク!
物価が上がって生活きびしいけど、でも釣具は買いたい。
そんなあなたはぜひ読んでください。
エレキを操縦するのに免許っているの
約109ポンドまでは免許はいりません。
ただ、そんなに早いエレキはプロ使用ですね。
免許不要の条件は、国土交通省により定められています。
簡単に説明すると
2馬力(1.5Kw)未満なら免許不要でOK!
エレキタイプは2つ
ハンドコントロールタイプ
通称「ハンドコン」
船尾につけ、手で操作します。
こんな人にオススメ
- 低予算から始めたい
- 広範囲を釣りしたい
- 細かいボートポジションは気にしない
- 巻物よりもスローな展開が多い
フットコントロールタイプ
通称「フットコン」
バウ(船首)につけ、足で操作します。
こんな人にオススメ
- 予算に余裕がある
- ボートポジションを微調整して、狙ったポイントにビビシッとキャストしたい。
- 巻物が多くリトリーブコースをしっかり意識して釣りしたい。
個人的には予算があれば、フットコンがオススメです。ただ、ボートに乗って湖に出ないことには始まりません。まずはハンドコン購入し、次のステップとしてフットコンもアリです。
変速機能の種類は2つ
5段階タイプ
1-5のダイアルがあり、1が低速、5が高速。設定した出力のスピードが出ます。
無段階タイプ
0-100のメモリがあり、細かい速度が設定できます(55とか)。
5段階と無段階どちらがいいのか?ミンコタHPより引用
無段階 v.s. 5段階
マキシマイザー搭載モデル(無段階制御)は5段階制御のモデルと比べて最大5倍もの時間、バッテリーを長持ちさせることができます。設定した推力を出力する為に必要な電流だけをバッテリーから引き出すので無駄がありません。車の運転に例えるなら、無段階制御はアクセルを離して減速するのに対して、5段階制御はアクセルを踏んだまま同時にブレーキを踏むようなもの。燃費の違いは明らかですよね?
http://www.okada-corp.com/products/?category_name=minnkota
性能は、圧倒的に無段階変速です。消費電力が少ないので、バッテリーを容量が少ないタイプにできます。そうなるとバッテリー購入費用が抑えられ、重量も軽くなるので準備や後片付けが楽です。
ただ、エレキの費用は高くなるので、自分にあった方を選びましょう。
エレキのポンド数
ポンド数(lbs)は推進力を表します。数字が大きくなるとスピードが早くなります。
30-112ポンドの範囲で販売されています。
大きなフィールドだったり、素早くポイントを周りたい場合は、ポンド数の大きなエレキを購入しないといけません。
バッテリーのボルト数(Vボルト)
エレキの必要ボルト数(V)に合わせたバッテリーが必要になります。
バッテリーの規格は12V24V36Vに別れています。
12Vのエレキ・・・・・12Vのバッテリー1つで動かすことが可能
24Vのエレキ・・・・・12Vのバッテリーだと2つ
36Vのエレキ・・・・・12Vのバッテリー3つ
例1
エレキ商品名:EDGE40 電圧(V)12 推力(lbs)40 の場合
12Vのバッテリー1個で使用可能
例2
エレキ商品名:FORTREX80 電圧(V)24 推力(lbs)80の場合
12Vのバッテリー2個で使用可能となります。
ポンド数が大きくなると、ボルト数も大きくなります。
ポンド数の大きなエレキを購入するとスピードが出る分、バッテリーの数が増えたり容量(Ah)が大きなものを用意する必要があります。バッテリーは1個20kg位ありますから、手軽に始めたい方は12Vがオススメです。
大手のエレキメーカーの仕様は以下の通り。
30-55ポンドのエレキの場合、12Vのバッテリーが必要
70-82ポンドのエレキの場合、24Vのバッテリーが必要
109-112ポンドのエレキの場合、36Vのバッテリーが必要
初心者にはディープサイクルバッテリーをオススメしています。理由を詳しく書いているので参考にしてみてください。
バッテリー使用時の注意点を詳しく記載しています。
シャフトの長さ
変速機やポンド数に目が奪われがちで、おろそかになりやすいシャフトの長さ。
適当に考えて購入すると痛い目を見ます。
ハンドコン30-42インチ・フットコン34-52インチ程度で販売されています。適切な長さは使用するボートの型に大きく依存します。
1インチ=2.54cm
フットコンの場合、シャフトが長すぎるとヘッドが高くなり、キャストの邪魔になります。
ハンドコン・フットコンどちらにも言えますが、水中に入っているシャフトが長くなるほど抵抗でスピードが落ちたり、障害物に当たり易くなります。
シャフトが短すぎると水面からプロペラが出てきて、水をつかむことが出来ずに、スピードが落ちてしまいます。
ミンコタ取り扱い書によると、水面から30cmの位置にプロペラが入るようにすることが推奨されています。
お手持ちのボートの大きさにあった適切な長さを選びましょう。
ミンコタHPに目安が記載されているので参考にされてみてください。
結論:エレキ購入に迷っている人が理解するべきポイントは5つ
- エレキのタイプは2つ
- 変速機能の種類は2つ
- ポンド数が大きくなると推進力が強くなる
- バッテリー・ボルト数(V)が大きさにより必要なバッテリーの容量・個数が変わる
- シャフトは、プロペラの位置が水面から30cmに届く長さが必要
補足としては、エレキ購入時に予備のプロペラを一緒に購入することをおすすめします。
私は過去、湖の上で急にプロペラが破損してボートが動かなくなりました。エレキ搬入中や装着中にどこかに当たったのか、経年劣化だったのか。その時は予備のプロペラを準備していたので、即座に交換して事なきを得ました。もし、予備のプロペラがなかったらと思うと、ゾッとします。
いつどこで何が起こるか分からないので、準備はしっかりして行きましょう。
私のハンドコンはエンデューラC2(40lb)です。速度は早い方ではないですがコスパはいいです。興味があれば見てください。
コメント