青物を釣る代表的ルアーは
トップウォータープラグやメタルジグ。
しかし、
- トップウォータープラグを投げ倒しても釣れない
- メタルジグ投げても釣れない
- メタルジグめっちゃ根がかるやん、、、
と全く釣果が伸びず、もう釣り辞めたいと悩んでいませんか?
実はシーバス用の
セットアッパー125S-DRめっちゃ青物釣れるんです‼
このルアーを使う前の筆者は
- シーバス用のプラグで青物なんて釣れるの?
- フックの強度が足りないんじゃない?
と思っていました。
確かにフックの強度不足はあります。
しかしちょっとしたチューニングするだけで、青物と負けないルアーに生まれ変わります。
このルアーを使用して5年。
塗装がハゲるほど投げ倒して、めっちゃ青物を釣りました。
この記事ではセットアッパーについてのインプレ・チューニング方法を記載します。
この記事を読むと
- スペックがわかる
- チューニングの方法がわかる
- カラー・フラッシングの組み合わせにパターンが有ることが分かる
- 使う時の注意点が分かる
結論
- セットアッパーは高い飛距離があり、2m潜るスローシンキングミノー。
- 前後のフックを#2、真ん中のフックを#6MH、スプリットリング:#4にチューニングすることで青物に対応できる。
- ロッドMH・PE2号-3号クラスならキャストは可能!
チューニングなんて面倒くさいって思う人は、純正で太軸のフックがついているロックディープがオススメです。
スペック
正式名称
ショアラインシャイナーZセットアッパー125S-DR
小沼正弥プロ監修中層に潜むスレたシーバスを「攻撃的に攻めて釣る!」がコンセプト。
タイプ | スローシンキング |
レンジ | 2mオーバー |
サイズ | 本体125mm +リップ30mm |
自重 | 26g |
アクション |
スローリトリーブ:ウォブンロール ファストリトリーブ:ワイドウォブンロール チドリアクション |
飛距離 | 平均77m |
フック・リング | フック:ST-46 #6☓3 リング:#3 |
カラー | 16種類 |
巻きスピードによりウォブリングが大きくなり、不意にチドリます。
巻きすスピードを意図的に変えることで。アングラーから仕掛けて、魚に口を使わせる『攻め』の釣りが展開できます。
巻いている状態で、頭側が右に向いたら、尾側は左となる。
通常であれば巻いていると、ルアーは直線上に戻ってきます。
チドリアクションは巻いている途中で、ルアーがバランスを崩し傾き、その後すぐにバランスを立て直すというアクション。
これによってリアクションバイトを誘発することが出来る。
チューン方法紹介
チューニングする箇所は
- フック
- スプリットリング
シーバスなら純正フックで問題ないです。
しかし青物の場合、根に潜ろうし強引なファイトになることが増えます。
また磯から青物をぶっこ抜くシュチュエーションも頻発します。
そうなると、高頻度でフックが折れます。
更にスプリットリングも簡単に伸びます。
チューニングで気をつけるのは2つ
- 高強度のフック・スプリットロングに変更する
- フックが絡まないサイズを選ぶ
〈フック〉
- 前後のフックを#2に変更
- 真ん中のフックを#6MHに変更
私は前後のフックはカルディバのSTINGER TREBLE ST-56
真ん中のフックはがまかつTREBLE Sp MHを使用しています。
〈スプリットリング〉
#4に変更
魚のサイズや波の状況によりフックが伸びることはありますが、今までで折れた事はありません。
真ん中のフックを小さくするなら、いっそ前後の2フックでいいんじゃない?
と思われる方もいらっしゃると思います。
このサイズのルアーなら前後のフックのサイズを大きくして2フックにするのもアリ‼
シチュエーションにより、個人でサイズは変えて色々試すがいいです。
大事なのは強度とフックが絡まない事ですからね。
目で見えるところで、何回も巻いてアクションを確認しました。
チューニングにより、アクションに悪影響はでません。
チューニングのメリット・デメリット
〈メリット〉
- 魚を磯から引きずりあげてもフックが折れない
- スプリットリングが伸びない
〈デメリット〉
- 飛行姿勢が若干崩れる
- 費用がかかる
横風を受けると、純正よりも若干ルアーが空中でぶれます。
それにより、すこし飛距離は落ちます。
ただ、フックが重くな多分、飛距離に影響出てないんじゃないかなって思ったりもします。
飛距離の差は誤差範囲です。
筆者はデメリットよりメリットの方が大きいと考えています。
魚をかけて、後は磯に引き上げるだけって時に、フックが折れて悔しい思いをしたことが何回かありました。
追加で費用はかかりますが、筆者はチューニングするようにしています。
【おまけ】
黒いビニールテープを貼ることで、下から上を見上げている魚への視認性がUPします。
ピンクも同様の効果がありますが、視認性は圧倒的に黒の方が強いです。
濁り潮・ローライトでオススメ。
オススメカラー
フラッシングがあるものであればなんでも釣れます。
筆者のオススメ
- レーザーマイワシ
- レーザーキャンディー
- 3Dイナッ子(食われすぎてボロボロです)
いろいろ試しましが、最近はこの3つをローテーションします。
カラー・フラッシングの組み合わせにはパターンがある
フラッシングがスリット状と丸状の2パターンあります
▶スリット状のフラッシング
▶丸状フラッシング
大きく違うのは、フラッシングの形状です。
2つのフラッシングをベースに
- 背面のカラー
- 側面のカラー
- 腹面のカラー
が組み合わさって1つのルアーになっています。
例えば
スリット状のフラッシング
写真の上下の違いは
背面が紺か白か
側面がシルバーかピンク・青・黄色か。
丸状のフラッシングの場合
背面がグリーンか、チャートか。
側面がシルバーかピンク・青・黄色か。
腹面がシルバーか、ピンクか。
- 背面:魚から見えないので、視認性のいいものを選ぶ。
- 側面のフラッシング:基本はハイアピールの丸フラッシングの方から使い、釣れなければ帯フラッシングにローテーション。
- 側面のカラー:目立つ色から使い、釣れなければ違う色にローテーション。
- 腹面カラー:晴れてる時・潮が澄んでる時は、見上げている魚にシルエットがハッキリ分かる色の濃いものを使う。
セットアッパーは人気なので欲しいカラーが手に入らない事が多いです。
欲しいカラーが無いときは、せめてフラッシングパターンだけでも希望のものを買うようにしています。
インプレ
ショアジギングロッドでキャストできるのか
ショアジグ 用の10フィートMH.Hのロッドで投げる事は可能。
ルアーが軽いぶん、ロッドに重みが乗りにくいです。
狙った所に投げるのには一定の慣れが必要‼
特にラインを、リリースするタイミングが上手く行かないと飛距離が落ちます。
ラインはPER2号なら逆風でも、それなりに飛んで行きます。PE3号以上で逆風だと飛距離が落ちます。
セットアッパーの使い方
- アクションは不意にチドリアクションするので基本ただ巻き。
- 超高速巻きには対応しきれない。
- 巻き抵抗はMH・Hだと感じにくく、竿先にミノーが動いてる感じは分かりにくい。
- シンキングなので、沈めてから巻き始めて深場を探ることも可能。
着水後、ロングジャーク+リトリーブして一気に1-2m潜らせアピールからの丁寧にただ巻きで、バイト率高いのでオススメです。
ルアーの強度
元がシーバス用なので、そこまで強度は高くないです。
回収時に岩にガシガシ当てるとリップが凹んだり欠けたりします。
そこは腕でカバーして下さい。
貫通ワイヤーでは無いので、超大物が来た時は、、、どうなるんでしょうか?今後も引き続き検証します。
釣れた魚は
ブリ・サワラ・ヒラメ・タイ・チヌ・ヒラスズキ・マルスズキ・イサキ・エソ、あとブラックバス。
口が小さい魚でも丸呑みされる事が多いです。
まとめ
青物釣りに行くのにルアー1種類しか持って行けないとしたら、間違いなく
セットアッパー125S-DR
それぐらい釣果実績あり。セールになるとすぐ売り切れるので見かけたら買うようにしてます。
チューニングすれば青物もと強引なファイトも可能です。是非、試してみて下さい。
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